* スピードに対する恐怖心
2.自分の持つ絶対スピードをあげる 1の項目が可能になれば、足元が安定するため滑走スピードをあげることもできるでしょう。 自分の限界スピードを超えたところでのハイパフォーマンスは期待できません。スピードを追求することが容易になってきた昨今ですが、限界スピードを超えて滑走していらっしゃる方(暴走スキーヤー)を目にするのも珍しくありません。暴走と滑走スピードをあげるというのはまったく違います。 自信を持ってスピードをあげるということは恐怖心の克服という点で役立ってくれるでしょう。 田中 望 #
by mia-academy
| 2012-02-04 16:11
| ski
急斜面でスムーズなターンを描こうとする時、常にボードに一定の力をかけ続けても、かといって一気に集中して力を加えても上手く滑れません。荷重と抜重はタイミングが重要で、そのタイミングの取り方のひとつとして呼吸があります。荷重も抜重も徐々に行なうことでスムーズなターンが可能になるのですが、呼吸を止めてしまうと体全体の動きも止まってしまうので、タイミング時の動きが急激になってしまいます。ポイントとして滑りのリズムに合わせて呼吸をするのですが、息をゆっくり吸いながら抜重をして息をゆっくり吐き、低い姿勢になりながら荷重をすることです。呼吸を意識することで肩に力も入りにくく、上半身も自然な構えになり、今までアドバイスさせていただいた①体の動き、②肩のライン、③頭の位置も良くなります。
内田 義則 #
by mia-academy
| 2012-02-03 18:39
| snowboard
スキーヤーの皆さんは普段ストックを持っての滑走が当たり前なために実感しにくいのですが、実は持っているだけでも左右のバランスの保持に役立っています。
突然ですが、ここでヤジロベーをイメージしてみましょう。ヤジロベーが押されたりしても左右のバランスをキープして倒れることがない理由は、その“長い腕”による左右バランスの補正力にあるのです。もしヤジロベーの腕が短かったとしたら、軽く押されただけで簡単に倒れてしまうでしょう。つまり、滑り手がストックを持った場合、ヤジロベーのように腕を長くすることと同様の効果を期待できるのです。 腕を左右に広げることにより、バランス保持の効果は高まります。“腕(手)は前!”よりも“腕は横へ広げる”使い方をしていただけると、左右のバランスにとって有利に働くでしょう。 宮下 正 #
by mia-academy
| 2012-02-02 19:20
| ski
ボードチームの藤井耕司です。
前回、総合滑降の重要なところで「スピード」と「ターンとターンの繋ぎ目」と書きました。今回は二つ目の「ターンとターンの繋ぎ目」についてです。 ロングターンからショートターンやショートターンからミドルターンなど、ある程度スピードが乗った状態で、次のターンを展開しようと考えると難しくなります。特にスピード乗った状態でターンが縦に浅く回るようだと(前回も書きましたが)検定の評価が低くなります。スピードに乗った時は特にしっかり回し込むことを意識しましょう。 トレーニング方法としてはミドルターン~ショートターン~ミドルターンの展開です。この展開をする際にある程度スピードをつけて頂き、最後のミドルターンで浅回りにならないように練習しましょう。スピードがあるとついつい浅回りになってしまいます。ローテーションや加重でターンのサポートをしてあげると孤の深いミドルターンになってきます。検定の際もしっかり回し込むターンを意識して検定にトライしてみて下さい。 藤井耕司 次回は⑪「検定で意識すること(ミドルスイッチ編)」です。 ※エッジの角はありますか?自分が思っている以上にエッジが丸まるのは早いです。コマ目にチューンアップをお薦めします。自分でできない場合はショップで入念な手入れを行ってください。 #
by mia-academy
| 2012-02-01 23:40
| snowboard
今回も大回りの失敗例を挙げながら、説明させていただきます。今回の失敗例も抜重です。今回の抜重は前回と違い、抜重に見えてしまう例です。
山回りから切り換え、谷回りと局面が変わる際、山回りで外脚がある程度曲がってしまい、その曲がった脚が次の内脚になりますが、切り換えから谷回りでその内脚が長くなってしまう失敗例です。写真1から写真2のように山回りから谷回りに移る局面では、重心移動をしているように見えますが、曲がった脚が伸びて切り換えをおこなうと、どうしても抜重しているように見えます。 写真1 写真2 まず、山回り中はできるだけ外脚を伸ばしておくこと、そして谷回りに入った際の内脚は、少し曲げて谷回りを行うことが必要です。それこそが本当の重心移動であるはずです。低速練習でも、内脚の股関節の屈曲からターンが始まったはずです。 重力の方向を考えれば、重心は山側から谷側へ、高いところから低いところへと移動するのがナチュラルだと考えます。 次回も大回りの失敗例です。 吉村 典行 #
by mia-academy
| 2012-01-31 11:15
| ski
|
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
検索
タグ
その他のジャンル
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|