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スキー&スノーボード2004-2005

左右の差を調整しよう ②日常生活において左右のバランスを整える

 一般的にトレーニングと言えば身体を”左右均等”に鍛えることが常識のように認知されていますが、身体的なバランスを整えることを目的とした場合、筋出力・関節の柔軟性・器用さで劣る側を鍛えることが重要です。一般的に、筋力や柔軟性を向上させるためにはある程度の期間、定期的にトレーニングを継続する必要があります。(筋力であれば約3ヶ月から効果が現れ始めると言われています)本来、自身の左右差を把握したうえでトレーニングを行うことが望ましいのですが、日常においても少し気をつけるだけで左右の差が少ない状態に調整してゆくことも可能です。むしろ、日常生活の中での運動の偏りが左右の差を生んでいると言っても過言ではないかもしれません。
 例えばバッグなどの荷物を持つときに、無意識に利き手で持っていないでしょうか。右手で持ち続けたた場合、バッグの重みの多くは右側へと偏るるために、右脚に負荷がかかります。長期間、この状態が続くと当然右脚が強化されていくわけです。また、身体全体が右側に若干傾いた姿勢にもなりがちです。極端な状態ですと、右脚が左脚よりも少しだけ短く、骨盤が右へ僅かに傾いているケースもあります。この状態では、左ターンは比較的スムースに行えても、右ターンで上半身が右側(ターン内側)へと傾きやすく、外スキーへ十分な荷重を行いにくいのです。このような自覚のある方は、できる範囲内で左手でバッグ等を持つようにすることをお勧めします。また、普段の”立ち方”に気をつけることでも同様の効果を期待できます。多くの方は利き脚側に多くの体重を預けて立っている事が多いと思います。利き脚の逆側の脚をメインに使って立ってみたり、できるだけ左右均等に体重を分散させて立つことも一つの方法だと思います。要は力の弱い側・不器用な側を普段からたくさん使って鍛えるのです。雪上でも苦手な側のターンから滑り出し、苦手側でブレーキをかけて止まるようにすることで鍛えることができます。
 まとまったトレーニングの時間を取ることの難しい方も、短時間でも継続して行うことで劣る側の身体の強化を実感していただけると思います。

宮下 正
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by mia-academy | 2012-03-25 20:50 | ski
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