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HOT DRIVE

スキー&スノーボード2004-2005

⑰テクニカル選手権で意識すること(ミドルターン編)

 ボードチームの藤井耕司です。
 今回はテクニカル選手権で意識すること(ミドルターン編)です。全国大会の斜度設定はかなり急斜面になってきています。
 ミドルターンのポイントは2つあり、1つは恐怖心がでやすいところで行うので、斜度に慣れていくことが必要なことと、もう1つは恐怖心と重なるところがありますが、恐怖心で体が遅れやすくなり谷回り(ターン前半)から捉えが遅くなるので、できるだけ谷回りに次のターンへ体軸を入れる必要があります。
 練習方法としてはハンドスライドターンです。谷回りから捉えを行おうとした場合、自分が思っているよりも体軸を入れていかなければなりません。そこで次のターンに入る時に手を雪面へ付きにいけば体の軸は倒れてきます。手はバックサイドからフロントサイドに入る場合は右手。フロントサイドからバックサイドは左手です。後は山回り(ターン後半)でそのままバランス良く滑れればOKですし、バランスが悪く転んでしまう方は、アンギュレーション(くの字姿勢)を取りにいけばバランスが保て気持ちよく滑れます。
 ハンドスライドターンの注意点は2つあって、1つは手をスライドする時、進行方向へ指を向けないこと。つき指をしてしまう可能性がありますので、進行方向には親指と人差し指の間を向けて下さい。もう1つはグローブが痛みますので雪面に付くか付かないかという位置で練習して下さい。
⑰テクニカル選手権で意識すること(ミドルターン編)_a0150315_211924100.jpg

藤井耕司

次回は⑱「テクニカル選手権で意識すること(総合滑降編)」です。

※3月に入って暖かくなってきました。ゴーグルのスポンジの部分なども濡れてくるかと思います。使い終わったらすぐケースにしまってしまう方をみますが、必ずしっかり乾かしてからケースに保管するようにしましょう。スポンジの劣化につながってしまうので・・・。
by mia-academy | 2012-03-07 18:00 | snowboard
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