今回も大回りの失敗例です。今回の失敗例は身体の向きが内側に向いてしまうパターンです。
切り換えから次のターンの内脚に重みを加えながら重心移動を行う際に、内脚の股関節を曲げると同時に少し身体の向きがターン内側に向くのですが、それがオーバーに内側に向いてしまう方が見られます。内側に向きすぎると、そこでスキーの進行方向が変わってしまい、谷回りが短くなってしまいます。さらにその後、遠心力を受ける外脚の圧力が逃げてしまい、外スキーがずれやすくなります。せっかく重心移動したのに、これではいいターンとは言えません。 基本的には身体の向きは写真のようにスキーの進行方向に正対だと考えます。 ![]() その方がスキーに対して真上から圧を加えられるからです。ターンに対して内側や外側にあまり向きすぎるのはスキーの板に上手く圧がかけられない上に、スキーの進行方向も急に変化しやすくなります。 まずは基本に戻って身体の向きを見直してみましょう! 次回も大回りの失敗例をお伝えします。 吉村典行
by mia-academy
| 2012-02-16 17:45
| ski
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