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HOT DRIVE

スキー&スノーボード2004-2005

ストック・ワークを見直してみよう!②

 強く突くことによるブレーキングと、付随し発生する“ストックの刺突地点を軸としたスキーの回転力”

 急斜面においてショートターンの際にオーバースピードに陥り、コントロールを失うことはありませんか?
 
 そんな悩みをお持ちの方には、ストックを“斜面下方向”へ向け“強く”突くことをお薦めいたします。スキーヤーの進行方向へとストックの先端を向けて突く(※1)ことにより、斜面下方向へと落下し続けるスキーヤーを“止める”力が働き、若干のブレーキングを期待できます。

 更にはススキーヤーの身体のストックを突いた側は、ブレーキングによってスピードが遅くなりますが、反対側は変わらぬスピードで進もうとします。結果、キャタピラーの方向転換と同様の効果が現れ、ターン始動のきっかけをつかみやすくなるのです。

 急斜面など、難しく感じるコンディションにおいては是非、ストックを強く突いてみてください。違いを実感していただけると思います。                                              
                                                       宮下 正

※1:手首を返して突く。手首のスナップを効かせて突く。このようにすると、突きやすくなるかもしれません。
by mia-academy | 2012-01-28 18:33 | ski
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