タイトルに筋肉と書くと、トレーニングして必要な筋肉を増強するといったイメージをもたれるかもしれませんが、今回の内容はそのような筋肉の話ではありません。トレーニングして筋肉をつけることは決して間違いではないのですが、その筋肉をただ力を入れて固めてしまっては宝の持ち腐れになってしまいます。
プロ野球で例えると解説者が「このピッチャーは肩に力が入り過ぎてコントロールが定まりませんねぇ」という内容のコメントをする時があります。どんなスポーツでも力が入り過ぎるとそのプレーの質が落ちます。しかし、力を入れるというよりも関節をバランス良く動かすことによって筋肉も伸びたり、縮んだりといった、いわゆる有効的な筋肉の使い方ができるようになります。スノーボードでは膝の曲げ伸ばしをすることで太ももの筋肉がバランス良く伸びたり、縮んだり動かします。膝を伸ばしたまま滑っていたり、早めに曲げ終わって滑っている方は、太ももの筋肉を固めてしまっているため、力を入れてバランスを保とうとしているか、他のところに負担がかかっている滑りをしています。つまり筋肉の柔軟性が発揮されず、それは必要以上の疲労を生み、転倒や怪我を誘発する原因にもなります。 余計な力を入れず、関節をバランス良く動かし必要な筋肉を使う意識をもつことだけでも、滑りの幅は広がってきます。 内田 義則
by mia-academy
| 2011-03-08 18:30
| snowboard
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