シュテムターンとは、ターンが始まる前にターンの外側のスキーを踏み出しプルークの姿勢をします。
続いてそのスキーに体重を移すことで荷重移動しターンが開始したら、なるべく速やかにターン内側のスキーを引き寄せて外側のスキーに揃えて板を平行にするターンです。 この日、受講されたお客さんは「ターンをしてたくさん滑りたい」というプルークボーゲンができ向上心のある子供たちです。 まずは、プルークボーゲンを洗練するために、ターン時に外側のスキーの板に体重をのせ加重をしてターン弧を深くするように曲がる練習をしました。何度か同様の練習を行っているうちに、子供たちは外側のスキーに体重がのりターン弧が深くなってきた事を感じていました。 その後、シュテムターンの練習を行いました。 まずは、停止した状態で片側のスキーの後方部分を踏み出して開いたり、引き寄せて板を揃えます。 プルークの状態にして山側のスキー後方部分を踏み出し、足の小指側が上がり板の角が立っている事を確認した後は、ゆっくりとしたスピードで滑りながらターンの外側のスキーを開き出してターンを開始します。 ターンの後半で内側のスキーを引き寄せ、外側のスキーに揃えて板を平行にする初歩のシュテムターンを行いました。 低速で行うことによって板のコントロールがしやすく、何度か同様の練習を行っていると子供たちは、板を揃えて平行にする感覚が身ついてきました。 レッスンが終わる頃にはターンの中盤から板を引き寄せて板を平行にして滑走できるようになりました。 このように、ターンの後半で板を平行にして滑走するシュテムターンから、徐々に内側のスキーを引き寄せるタイミングを速くして板を平行にするシュテムターンへ移行することにより洗練されたターンになります。 松岡 翼
by mia-academy
| 2011-02-15 19:25
| ski
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