プルークファーレンとは、スキーの板の後方部分を開きハの字にした状態で真っ直ぐに斜面を滑る技術のことです。
この日に受講されたお客様は「楽しく上手に滑りたい」という願いをこめて、これからスキーを初めてする子供たちです。 まずは、スキーの道具に慣れる為に平地で片足だけスキーの板を装着し、その場で足踏みや歩行練習を行います。それはスキーがどのくらい滑るのか?の感覚を身につけていただく為に行うものです。その後、両足で同様の動作を行い、スケーティングでの更なる応用。そして、停止した状態でのスキーの後方部分だけを開く、ハの字の形をしたプルークの練習を行いました。 プルークの状態はスキーを始めて間もない方が最初に「止まる」ための技術です。 その後、自然に停止ができる緩斜面の低いところからスキーの板をハの字に開きプルークの姿勢で両方のストックで雪面を押しながら滑走する練習を行います。それを推進滑走といいます。緩やかなスピードで安心して停止する感覚を身につけるように練習をし、慣れてきたら徐々に緩斜面の高いところへ場所を移し、プルークファーレンで滑走し、斜面の途中でプルークを小さくしたり、大きくしたりして加速や減速といったスピードコントロールの練習をしました。何度か同様の練習をするうちに、子供たちはその感覚が身について、ブレーキングに自信がついた感じでした。 このようにプルークファーレンでスピードコントロールして滑走することで、安心・安全に斜面を滑走することができます。 松岡 翼
by mia-academy
| 2011-02-08 17:17
| ski
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