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スキー&スノーボード2004-2005

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22 来年にむけて準備しておくこと

 ボードチームの藤井耕司です。
 今回、最後のデイリーになりました。そこで来年にむけて行ってほしいことや考えてほしいこと、目で見てイメージしてほしいことなど、来シーズンに入るときにはもう体が出来ていて、イメージが固まっている様にしてほしいと思います。
 まずは筋力トレーニングです。特に太ももの裏の筋肉を鍛えましょう。ハムストリングスともいいますが、トレーニングの仕方は、寝ている状態で踵を持ち上げる動きをしていくとその部分が鍛えられます。スノーボードを始めると前の太ももの筋肉がついて後ろはつきにくいものです。腹筋をする時に背筋も鍛えませんか?バランスが大切なので前と後ろをしっかり鍛えましょう。
 次に大会での考え方についてですが、検定や大会に出る方に目標を設定するとき、ある程度高い目標をもって欲しいと考えています。当スキースクールの校長は「日本一になることが目標だと県一位ぐらいにしかなれない。世界一になることを目標にすれば日本一にはなれる。」と言っています。その考え方があったから私もデモンストレーターになれたと自負しております。これを読んでいる方にも大きな目標をもって夢に向かっていってほしいと思っています。1ヵ月、1週間ぐらいの短いスパンでの目標も作って下さい。コツコツ努力すると報われます。
 最後にDVDや写真など見てイメージトレーニングをして下さい。鏡など見てもイメージしましょう。冬の期間は短いので、また半年ぐらい空いたときに体が忘れています。是非2週間に一回はスノーボードのDVDを見ましょう。暑いときにボードのDVDを見て、冬の景色を見て涼しくなって下さい。
 来シーズン、パワーアップした皆様とお会いする時を楽しみにしています。ご笑読ありがとうございました。

藤井耕司
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※日差しが強くなっていますので、ゴーグルやサングラスで目を保護して下さい。紫外線は海よりも雪の上の方が強いので、日焼け止めも忘れずに!
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by mia-academy | 2012-03-31 18:00 | snowboard

検定・大会で注意すること

最後に・・・
前回まで検定や大会で注意する点について、種目ごとの要点を述べてきました。最後にお話しておきたいと思うことは、実力を発揮するためには「自分の心との闘い」であるということです。どのような場面においても、“適度な緊張”は自分の持っている全てを出し切る上で必要なものになってくると言われています。“極度の緊張”は自分の実力を出し切ることができない要因の最も大きな割合を占める部分です。
大会前に不安になる気持ちは、人間ですからあって当然のものであると思います。そのような状況下でもできるだけ不安要素を取り除くよう努め、成功した自分を想像することをお薦めします。特に一発勝負の本番においては「失敗したら・・・」というマイナス思考は百害あって一利なしです。
スタート前は自分のテンションやモチベーションを上げてくれる音楽を聴いたり、リラックスできる空間を作り出せるよう努力をしていただきたいと思います。
自分の負の心に打ち勝つことこそ最大の注意点であり、克服してほしい事柄であると私は考えます。

田中 望
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by mia-academy | 2012-03-30 22:16 | ski

③雪上における一時的な調整法-2 よくある左右差のパターンとそのためのストレッチ・筋出力アップの方法

身体的左右差が根本的な原因となり引き起こされることが多いパターンのうち、一つに的を絞って一時的に関節の柔軟性ならびに一時的に筋出力を向上させる方法を述べてみます。

股関節の柔軟性・大臀筋・大腿四等筋等の筋力が劣るために股関節が伸びず、スキーに力が伝わりにくい(荷重が不足しやすい)ケース・フォームが左右で大きく違うケース
このような場合には・・・
股関節のストレッチング:脚を前後に開き、片膝立ちの姿勢から腰を前に押し出す
  大臀筋の筋出力向上:立った姿勢で弱い側のお尻の筋肉を締める
この2つを滑走前に行ってみてください。滑走前に繰り返すことで、少しずつ変化を感じ取れるようになると思います。

筋出力を一時的に向上させるトレーニング法のポイント:
筋力を向上させる方法は大きく分類すると2種類存在します。一つは筋肥大。筋繊維を増やし、筋肉を太くすることで出力を向上させる方法です。もう一つは、シンプルに言うならば“筋肉の質”を向上させる方法。筋肉は脳から神経を通じて伝達される電気信号によって収縮運動を行いますが、この指令の伝達をスムースにして確実な筋収縮を行なえるようにするのです。一時的な筋出力UPを狙う場合、こちらの効果を狙います。ただし、一時的に筋肉からの出力を高めるためのものですので、恒常的な効果は期待できません。スキー滑走の直前に行なうことで身体的な左右差を一時的に緩和し、滑りの左右差を少なくすることが目的です。具体的な方法は、左右で劣る部位の筋肉に、呼吸を止めて5秒間ほど最大の筋力を発揮させます。筋肉が収縮する動きに逆らうように抵抗力を与えるパートナーがいれば効率的にはベストですが、一人でもやり方によっては効果を期待できます。

ストレッチングのポイント:筋肉の柔軟性を高めることで関節の可動域を広くすることが狙いです。左右で動きの渋い側のみを、息を吐きながら(※)5秒以上を1セットとし数セット行ないます。じっくり伸展させることで苦手側の動きが良くなることを感じていただけると思います。

オフシーズンにおいてもできる範囲で左右の差を認識し、それを少なくするように心掛けてみましょう。根気良く続けることで滑りの左右差の根本的な原因が解消され、来期の滑りが大きく変わるかもしれません。

宮下 正

※呼吸によって自律神経による作用が変化します。息を吐いている際には副交感神経、息を止めると交感神経が働きます。
簡単に説明すると、交感神経は身体を活性化させる働きを担い、副交感神経はそれと拮抗的な作用、つまり身体をリラックスさせる働きを受け持ちます。このような理由で、力を発揮するときには息を止め、柔軟性を高めたい時には息を吐くことでより効果を期待できるのです。
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by mia-academy | 2012-03-29 20:55 | ski

検定・大会で注意すること

総合滑降(フリー滑降)で注意している点
・構成
総合滑降では必ず2種目以上の滑りを入れることが前提となってきます。そのときにはリズムの変化がつきものなのですが、そこで今まで滑走していたスピードをあまりにも大きく落としたり、バランスを崩すわけにはいきません。当然スピードが遅い状態でのリズム変化なら気にするような事柄ではないのですが、ハイスピードでのパフォーマンスを要求される場合には前述したようなことに気を配っています。そのためにも、インスペクションの時点で斜度や斜面変化を見極め、自分の滑走のタイミングと合わせてリズム変化を入れるよう構成を練るようにしています。そしてジャッジの目線にたってどこでその演技をみせるのか、どうしたら見栄えよく映るのかを観察してから本番に臨むようにしています。
斜面の幅については、目いっぱい活用できるように構成し、パフォーマンスする場所を多く取れるよう心掛けています。それだけ大きくスペースを取ることができれば、無理にしっかりとしたショートターンを入れなくてもリズム変化を出すことができ、スピードを落としたり、バランスを崩すことなく最高のパフォーマンスができるでしょう。

田中 望
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by mia-academy | 2012-03-28 17:02 | ski

左右の差を調整しよう ③雪上での一時的な調整法-1

 スキー滑走におけるターンの左右差を解消するため、身体的左右差を縮めることを目的としたトレーニングを行う場合、左右で差のある部位を認識したうえで劣る部位を長期的に鍛えることが理想ですが、簡単なストレッチ・筋力トレーニングによって関節の可動範囲を広げつつ筋出力を高め、一時的にではありますがターンの左右差が出にくいようにすることも可能です。日常におけるトレーニングと併用しつつシーズン中に行なうことで、早い段階で効果を実感できるようになるかもしれません。
 この場合、前述のとおり筋力の弱い側・柔軟性に劣る側だけをストレッチ・筋出力UPの運動を行なうことがポイントです。筋力の強い側・柔軟性の高い側も同じストレッチングや筋出力アップをしてしまうと、差は縮まりにくくなります。動きの悪い側の筋肉をほぐして可動域を広め、筋出力を高めて得意側と同様の滑らかで力強い動きができる状態に調整しましょう。

宮下 正

次回は ④雪上での一時的な調整法-2 「よくある左右差のパターンとそれを解消するためのストレッチング・筋出力アップの方法」 をお伝えします
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by mia-academy | 2012-03-27 17:08 | ski

21「B級インストラクターの資格を取得する方へ(ダイナミックカーブ後編)

 ボードチームの藤井耕司です。
 今回は「B級インストラクターの資格を取得する方へ(ダイナミックカーブ後編)です。前々回に書いたのですが補足があるので後編を作りました。
 まずスピードが速くなることを書きましたが、そこでスピードが速くなってきた後、足を伸ばし抱え込むという動きをしていくなかで、頭の位置を常にキープして行うことで反発が得られます。
 あとは、大きさの大小にかかわらずターンの前半が重要になってきます。谷回り(ターン前半)で伸ばし加重を行い、山回り(ターン後半)では抱え込み抜重をする意識でトレーニングしてみて下さい。ただ初めてダイナミックカーブをする時は動きがとても難しいので、山回りで伸ばし加重をするところからスタートして、その後、上記の動きに変えていきましょう。
 この滑りを覚えるとバリエーションが増えます。コブやパウダーにも使えますし、お客様からはかっこいい滑りと言われます。検定を取得する以外にも使える滑りなので、興味がある方はチャレンジしてみましょう。

藤井耕司
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次回は22「来年にむけて準備しておくこと」です。

※今の時期、朝と夕方、雪が硬いことが多いので慎重に滑りましょう。特に午後は緩んだあとの雪が硬くなるので危険です。注意しましょう。
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by mia-academy | 2012-03-26 19:59 | snowboard

左右の差を調整しよう ②日常生活において左右のバランスを整える

 一般的にトレーニングと言えば身体を”左右均等”に鍛えることが常識のように認知されていますが、身体的なバランスを整えることを目的とした場合、筋出力・関節の柔軟性・器用さで劣る側を鍛えることが重要です。一般的に、筋力や柔軟性を向上させるためにはある程度の期間、定期的にトレーニングを継続する必要があります。(筋力であれば約3ヶ月から効果が現れ始めると言われています)本来、自身の左右差を把握したうえでトレーニングを行うことが望ましいのですが、日常においても少し気をつけるだけで左右の差が少ない状態に調整してゆくことも可能です。むしろ、日常生活の中での運動の偏りが左右の差を生んでいると言っても過言ではないかもしれません。
 例えばバッグなどの荷物を持つときに、無意識に利き手で持っていないでしょうか。右手で持ち続けたた場合、バッグの重みの多くは右側へと偏るるために、右脚に負荷がかかります。長期間、この状態が続くと当然右脚が強化されていくわけです。また、身体全体が右側に若干傾いた姿勢にもなりがちです。極端な状態ですと、右脚が左脚よりも少しだけ短く、骨盤が右へ僅かに傾いているケースもあります。この状態では、左ターンは比較的スムースに行えても、右ターンで上半身が右側(ターン内側)へと傾きやすく、外スキーへ十分な荷重を行いにくいのです。このような自覚のある方は、できる範囲内で左手でバッグ等を持つようにすることをお勧めします。また、普段の”立ち方”に気をつけることでも同様の効果を期待できます。多くの方は利き脚側に多くの体重を預けて立っている事が多いと思います。利き脚の逆側の脚をメインに使って立ってみたり、できるだけ左右均等に体重を分散させて立つことも一つの方法だと思います。要は力の弱い側・不器用な側を普段からたくさん使って鍛えるのです。雪上でも苦手な側のターンから滑り出し、苦手側でブレーキをかけて止まるようにすることで鍛えることができます。
 まとまったトレーニングの時間を取ることの難しい方も、短時間でも継続して行うことで劣る側の身体の強化を実感していただけると思います。

宮下 正
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by mia-academy | 2012-03-25 20:50 | ski

検定・大会で注意すること

小回りで注意している点
その②スピードとターン弧
当然小回りでも高いレベルの検定、もしくは大会に出場をされている方はハイスピードの中でのパフォーマンスを要求されていることは重々ご承知だと思います。その①でも述べたようにポジションを整えるというのは1番の重要事項であります。それが整った上で、暴走ではなくコントロールされたなかでスピードを出すように心掛けています。板をスウィングすることで急にスキーをフォールラインに対して横へむける動作を多用すると、ターン後半部分で急激にエッヂングをすることになり、制動要素が強い小回りになってしまいます。そうなってしまわないように丸いターン弧を心がけ、ターン前半部分からスキー板に圧をかけながら滑走することでエッヂングを後半に集めず、スピードをコントロールかつ落とさないように滑走しています。
皆様も挑戦してみてください。

田中 望
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by mia-academy | 2012-03-24 18:28 | ski

左右の差を調整しよう ①身体的な左右差から生ずるターンの差 

我々日本人は一般的に、左ターンと比較して右ターン(左脚が外脚のターン)を苦手とするケースが多いと思います。利き脚・利き腕側は筋力が強く、関節の柔軟性に富み、器用に動かすことができるものですが、反対側は若干筋力も動きの巧みさも劣っていると思います。つまり、雪上における左右の技術的・運動の差によってだけでなく、身体的な左右差が根本的な原因となって滑りの左右差として現れてくるものと私は考えています。これは、左右ターンの左右差の原因として無視できないのではないでしょうか。

このように考えた場合、理想的な解消法は身体の右側・左側両方を同じように使える状態に整えることでありますが、実際に両側を利き脚・利き腕化するのは容易ではありません。利き腕・利き脚は先天的な生まれつきのものと後天的な使用頻度により培われるものだと考えられますが、利き腕・利き脚を使ってきた頻度は反対側に比べ遥かに高いはずです。つまり、器用ではない側を後天的なトレーニングによって同様に使える状態(利き腕・利き脚化する)にするためには相当な時間が必要と考えられますが、比較的短期間でもトレーニングによって強化し、利き側ほどではないにしろパフォーマンスを向上させ、滑りの左右差を少なくしてゆくことは可能であると思います。

宮下 正

次回は ②日常において左右の身体的アンバランスを整える です
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by mia-academy | 2012-03-23 16:28 | ski

⑳B級インストラクターの資格を取得する方へ(ベーシックカーブ編)

 ボードチームの藤井耕司です。
 今回は他団体のB級インストラクターの資格を取得する方へ(ベーシックカーブ編)のワンポイントをさせて頂きます。ベーシックカーブとはスキーで説明すると「ストレッチング」もしくは「伸身」、昔の用語でいうと「立ち上がり」です。
 インストラクターの資格になりますので、動きの表現もしっかりする必要があると考えます。あと最近フルカービングのターンが主流ですが、検定はコントロールされたスピードで滑るターンになると思います。ターンの前半はズレでターン後半はキレになるでしょう。
 昔は「スイングアンドグライド」という言い方をしていましたが、下から見ているとカービングターンで滑っているように見えるのですが、暴走せずコントロールして滑れる方法です。
 トレーニング方法としてはジャンプショートターンです。とてもシンプルですが、切り換えの時ジャンプをしてショートターンを行います。そのあとジャンプをするつもりでターンをすると上下の動きがとてもしやすくなり、なおかつプレッシャーもボードに伝わります。
 足が疲れますので筋力アップにもなりますので、是非トライしてみて下さい。

藤井耕司
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次回は21「B級インストラクターの資格を取得する方へ(ダイナミックカーブ後編)です。

※コース外で滑るのは遭難や立ち木にぶつかったりして怪我をする恐れがあるので止めましょう。
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by mia-academy | 2012-03-22 21:18 | snowboard



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