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スキー&スノーボード2004-2005

スキーを力学的に考えよう! ①なぜ、止まれるのか?

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                ↑スキーの外側が持ち上がっている状態↑

スピードのコントロール。これは初心者からエキスパートの方にまで共通する、安全にスキーを楽しむうえでの命題でしょう。確実に停止できる技術を身につけることで、安心して斜面を滑ることができるのです。では、スキーで滑走している際に停止する、またはブレーキをかけてスピードを調整するにはどうすればよいのでしょうか?

スキーを履いて雪上に立つと、ツルツルと滑りやすいですね。これは雪上でスキーがスムーズに滑るように、スキーの雪に触れる側“滑走面”に“抵抗”の少ない素材が使われているからです。もし、裏側にザラザラとした素材が用いられていたならば、スキーはうまく滑らないでしょう。次に、スキーの裏側の両脇、細い鉄の部分に注目してみます。この部分を“エッジ”といい、止まる、曲がる(ターンする)ために重要な役割を果たしています。ではプルークスタンス(三角形状にスキーを開いた状態)で滑っているスキーヤーが止まろうとしている場面を想定してみましょう。

スキーを三角形に開いているということは、スキーヤーが進む方向に対してスキーがやや横を向いているはずです。この、スキーの向きと進行方向の差(角度)を“迎え角”と呼びます。スキーが平行に近くなるほど、ブレーキがかかりにくいことは体感していただけると思います。また、上手くブレーキがかかるときやピタッと止まれたときには両方のスキー板の外側がある程度持ち上がっていませんか?逆に、上手く止まれないときにはスキーの外側があまり持ち上がっていないはずです。雪に対してスキーの外側を持ち上げる動作(スキーのエッジ(角)を雪に食い込ませる動き)を“角付け”と呼びます。

つまり、スピードをコントロールするためにはスキー板を進行方向に対して横向きにすること(迎え角)と、スキーの外側を雪から浮かせて、エッジを雪に食いこませる動き(角付け)が必要なのです。これらの2つの要素が雪とスキーの間に“抵抗”を生み出し、ブレーキがかかり、停止することができるのです。

さぁ、理論は理解していただけましたか?あとは楽しみながら実践です!

宮下 正
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by mia-academy | 2010-01-22 18:10 | ski
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