後傾とはスキーの板の後ろ側に身体が倒れている状態の事を言います。
この様な状態になってしまうと「ターンやスピードコントロール、ブレーキング動作が難しい」といったスキーのコントロールが難しく、転倒に繋がります。 以前、プルーク(ハの字)で滑走して止まる練習中のお子様をレッスンで担当しました。 まずは、静止した状態でプルークに足を開く練習を行います。 その後、自然停止の出来る緩斜面でスキーをプルークに開き、ゆっくりと滑走してからプルークを大きくして止まる練習を行ないました。 その時、お子様が滑走しているときのポジションが後傾だった為、スピードのコントロールが出来なかったり、止まった後に腰が後ろに倒れて尻餅をついていました。その様にならない為にも「後傾」を矯正する必要があります。 後傾を矯正する方法として、ひとつは前回述べた「目線を上げ遠くを見る」という方法があります。 他には「両足でジャンプする。その時にスキーの先端だけが上がらないようにする」「親指が前になるように手を腰に当て、腰を前に押し出す」などの方法があります。 この様な矯正方法で練習を続けることで、徐々に身体の位置が前方へ移り良いポジションになり、スピードコントロールやブレーキング動作が安定してきます。 松岡 翼
by mia-academy
| 2011-03-25 17:22
| ski
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